
主な「かたち」には、幼少期からの裏紙メモ、落書き、絵を、再生紙の地層のように積層させた「思想の紙層」などがある。
これは日々の暮らしの中で発生する、様々な心情や、思考や問題を、忘れて捨ててしまわないように、紙に記録したもので、生きる時間そのものである。
溜め込んでしまった集積紙を、全て再生紙にしようと考え、雨水とミキサーで溶かし、繊維の液体にした。時間をかけ、少しずつ型に流し、乾燥させる。
物質の強度を高める為に、コーヒーグラウンズを混ぜることもある。
生まれた産物は、ギャラリーや美術館でインスタレーション作品として展開する場合もあれば、屋外で自然物と同化し、瓦礫やゴミのように感じる人も多い。また、紙で出来ている為、保育園で開催される体験型イベントにて、こども達に積み木やおもちゃの様に自由に扱われる事もある。
クリエイターやデザイナーが素材としてプロダクト加工する際は、量り売りするなど、価値を図る行為も行う。
「思想遺跡」は、こどもが夢中になって自由に遊んで壊した思想の紙層の欠片を"今の具現化"と捉え、再成形すること思想化石として時間を閉じ込め、組み合わせて展開している。
2017 京都芸術大学 芸術学部 情報デザイン学科 イラストレーションコース卒
2024
『一角』interart7 GALLERY TK2(東日本橋)
『Center line art festival Tokyo 2024』MUSAKO ART GATE (武蔵小金井)
『思想の発掘』タスカケ(千葉県)
2023
『Center line art festival Tokyo 2023』Space Sharing Program
KOGANEI ART SPOT シャトー2F (武蔵小金井)
2022
『Bunkamura craft collection2022』Bunkamura gallery (渋谷)
『art potluck ART FAIR』東京四谷・スタジオD21 (四谷)
『DRIVE UP!』WHAT CAFE × WATOWA GALLERY EXHIBITION (品川)
『YOLO SOLO』3331gallery Arts Chiyoda (神田 企画 出展)
『KAIKA TOKYO AWARD 2022』KAIKA 東京 by SHARE HOTELS (浅草)
『BrainBrunn ART AWARD 2022』BrainBrunnGALLERY (八王子)
2022.3-2024.3
「思想堆積」常設展示 2Fエレベーターホール
『THE SELECTED vol.1 / vol.2』elephant studio(渋谷)
2021
『第77回現展』国立新美術館 (東京 出展)
『池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2021 EXHIBITION』東京芸術劇場5F ギャラリー1 (東京 出展)
『第17回世界絵画大賞展』東京都美術館 (東京 出展)
2022
KAIKA TOKYO AWARD 2022 「思想堆積」
2021
第30回紙わざ大賞展 「示相化石 S-4」大賞
池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2021 EXHIBITION 「使命」
「からだ」と「こころ」から形成される思想の構築や時間の痕跡を「かたち」に起こし、
様々な場に持ち寄り、インスタレーションや、プロセスアートの一部として空間に展開する。
画材を用いて、意図的な創作を行うより、暮らしの中で"うまれる"ものを用いることで、一言で完結しない背景がある物語へと昇華する。
鑑賞者は芸術を通じて、表現行為の本質に触れることで、領域を横断し、新たな創造を想起し、存在意義と対峙する。
一連の活動により、概念の具現化を試み、現代社会に生きる真理を探究する。