「私にとって金属造形とは金属との対話なんです」
金属造形家として精力的な活動を続ける
ささきりえはそのように語る。
彼女と金属でしか為し得ない表現が
空間に線を描くように、
色を置くように物語を紡ぎだす。
呼吸が聞こえてきそうなオブジェ
今にも歩き出しそうな時計・・・
何かがそこから始まる瞬間の静寂の中より
フツフツと沸き立つエネルギーを
内包するカタチを金属で描く。
そんな彼女の解放された
新しい新作たちにどうぞご期待ください。
※文章は開催時原文のまま